リモートID搭載が免除されるケースとは?

2022年6月より、100g以上のドローンには機体の登録・登録記号の表示、リモートIDの搭載が義務付けられました。

 

しかしながらリモートIDについては、シェアトップのDJI社製でも内蔵する機体は少なく、外付けタイプも比較的高額な為、様子見の方も多いのではないでしょうか。

その為、国土交通省ではリモートID搭載を例外的に免除する規定を設けています。

 

【免除要件】

・30m以下の十分な強度を有する紐等でドローンを係留する。

・あらかじめ飛行区域を特定し、安全措置(補助者及び標識の設置)を講ずる旨の届出をする。

 

この飛行区域を特定する届出は【ドローン登録システム】や郵送で行うことが出来ますが、飛行開始日の5開庁日前までに提出する必要があります。

なお、機体登録と違い手数料は生じません。

 

ただし、この特定区域が、人口密集地上空(DID)に該当したり、目視外飛行を行う場合などは別途、航空法上の許可・承認が必要になりますのでお忘れの無いようにお気を付けください。