2022年6月以降、100g以上のドローンを屋外で飛行させるには原則、許可や承認が必要です。
一方であまり知られていないのですが、特定の要件を満たすことで、許可・承認が不要になるケースがございます。
【要件】
30m以下の十分な強度を有する紐等でドローンを係留し、飛行可能な範囲内への第三者の立入管理等の措置を講じること。
これらを満たすことで下記の【許可・承認】が不要になります。
・人口密集地上空(DID)における飛行
・夜間飛行
・目視外飛行
・30ｍ接近飛行
・物件投下
例として、高さ30m以下の建築現場等で、上記方法にてドローンを飛行させる場合は、たとえ人口密集地上空(DID)でも許可は要さず、さらに、関係者以外の立ち入りを制限する看板等を表示する事で補助者の設置も不要となり、操縦者一人のみで飛ばす事が出来ますので、人件費の削減が可能になります。
これは事業者様に非常に有益な方法だと思われます。
但し、空港等周辺での飛行などは上記要件を満たしていても、許可等は必要になりますのでご注意ください。